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2023年12月25日
- 教育
産学官で検討を進める「バッテリー教育プログラム」のデモ授業を本校で開催しました
2023年12月15日、本校教養棟にて、「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」が現在作成・検討を進める
「バッテリー教育プログラム」デモ授業が開催され、本高専1年生約40名が受講し、
自治体、産業界、他高専関係者、報道関係者など、約30名に参加いただきました。
このコンソーシアムは、2022年8月に経済産業省が策定した「蓄電池産業戦略」において掲げられた
「2030年までに蓄電池に係る人材を育成する」という目標の実現に向け、経済産業省 近畿経済産業局が事務局となり
産学官が連携して進めているもので、大阪公立大学および大阪公立大学工業高等専門学校も参画しております。
コンソーシアム内では本校の中田 裕一教授らが「バッテリー産業に係る人材育成を目的とした教育プログラム」の作成に関わっており、本校でもこの教育プログラム「STEP1:バッテリーについて、学びながら、興味・関心を持つ」を2024年度から開始します。
バッテリー教育に関するデモ授業は本校1年4組「化学1」の中で実施され、北野 健一教授とパナソニックエナジー湯浅 浩次様が
中心となり講義を担当しました。また、一部は報道関係者にも公開しました。
日本、特に関西は、蓄電池関連産業の集積地です。また、本校がある京阪沿線は、蓄電池産業で世界をリードした松下電器産業、
またかつての三洋電機があった場所。そのような縁ある場所で脱炭素社会の実現に向けた本取組が先駆的に行われ、若い高専生に電池の奥深さ、面白さを伝えられたらと、講師陣およびコンソーシアム関係者の情熱が集まった1日となりました。
報道関係者様への事前ブリーフィング
デモ授業風景①
デモ授業風景②
■参考リンク
バッテリー教育プログラム デモ授業について
https://www.ct.omu.ac.jp/info/event/entry-41245.html
関西蓄電池人材育成等コンソーシアム
https://www.kansai.meti.go.jp/3jisedai/battery/consortium.html