研究室のイベント
2019年12月8日
- 2019年度
奈良高専での研究セミナーに参加!(第7回)
12/8(日)に奈良工業高等専門学校で開催された「パワーエレクトロニクス技術に関する人材育成事業の展開/スイッチング電力変換機器の開発」の「ベーシックコース」に参加させていただきました!
今回で第7回目になります。今回でこのセミナーは最後になります。奈良高専は先日の高専ロボコン2019全国大会にてロボコン大賞を受賞しましたね。本校も久しぶりの全国大会出場並びにベスト8にまで勝ち上がりましたが,やはり奈良高専の技術力はすごいですね!ロボコン大賞も5年間の内に3度も受賞しています。
流石に先日に大会が開催されたばかりなので今大会の出場ロボットである「飛鳥」はありませんでしたが,過去の全国優勝&ロボコン大賞のW受賞をしたロボットを撮影してきました。
今回は講義棟で座学及び講演になりました。最初は石飛先生によるモード解析法のおさらい。続いて計測器メーカのテレダイン・レクロイ・ジャパン様の講演がありました。オシロスコープのメーカといえばテクトロニクスやキーサイトなどが有名かもしれませんが,ここの計測器も性能は非常に優秀です!ノイズレベルやパワーアナライザ以上の汎用性がある計測器など,他社にはない強みがあり,研究費があったら買いたいと思いました…
そして今年も名古屋大学パワーエレクトロニクス研究室の山本 真義先生がご講演してくださいました!
2年前の講演の様子はこちら
昨年度の講演の様子はこちら
そんな山本先生がご講演された内容は,「テスラ分解から読み解く次世代電気自動車 電動化時代における技術要求」です。講演中はプロジェクターのホワイトボード機能に感心しっぱなしな山本先生でした。
今回も業界のニーズや動向を踏まえた講演をされており,長時間の講演で眠たくなる学生も居そうなものですが,全員が集中して聞いていました。中には奈良高専の3年生がこのセミナーも聞いており,やはり意識の高さが違うのかなぁ…と改めて感心した次第です。楽しい話題の中には業界の現実も話されており,このままだと完全に日本が終わってしまうという危機感を改めて感じた講演でもありました。
そして最後に石飛先生から終了のご挨拶。全7回,お疲れさまでした!
セミナーが終わった後も山本先生には様々な方がひっきりなしに質問をしており,やはり人を引きつける力はすごいなぁと改めて感心した次第です。
本研究室のご支援をご検討されている方は下記リンクをご参照ください。