活動事例

鯵坂研究室の卒業研究では、可能な限り設計したアイディアをプロジェクトとして実際にモックアップすることを推奨しています。この画像は卒業研究において、学生がCovid-19の「飛沫感染対策を意識したパーテーション」を製作したり、在宅勤務や遠隔オンライン授業の関係で自宅で勉強する際の「可動式の本棚兼デスク」を製作したときのもの。どちらもコロナ禍において、人と人とのコミュニケーションをどう捉えるかがテーマとなりました。パーテーションの提案はアクリルパネルと木製パネルを差し替えることが可能であり、丁番によって折りたたんで収納することもできるため集中したいときや交流を図りたいとき、必要/不要に応じて使い分けることができます。また、可動式の本棚兼デスクは在宅勤務の保護者や学生自身が自宅のリビングや共用スペースにおいて使用することが想定されており、こちらも集中して勉強や仕事をしたいときとコミュニケーションを図りたいときで可変することができるよう工夫されています。また、普段は壁際に本棚として配置しておくことができるため、インテリアとしても活用できます。