はじめに
ごあいさつ
ここ数年の主要なテーマとして、ユニバーサルデザインに基づく環境の分かりやすさ、認知症高齢者のその人らしさ、障がい児(者)の見守りやすさ、発達特性に応じたプロダクトの使いやすさなどが挙げられます。また、教育者の立場から人権教育やティーチング・ポートフォリオ、ペアレント・トレーニングにも取り組んでいます。
また、鯵坂研究室では、4年生で課題解決型学習(PBL、Project-Based Learning)を通じて、卒業研究に向けた調査・分析の基礎を学びます。5年生の卒業研究の前期は既往研究を中心とした輪読を行い研究テーマを確定するとともに、夏休み期間を利用して現地調査やアンケート調査などを実施します。その上で、希望する学生は後期から図面や3Dモデルの製作に入り、具体的なプロジェクトを計画します。論文で終わらせる場合でも、本研究室では環境整備に繋がる知見を導き出すところまで行います。
さらに、それらの技術力向上はもちろんのこと、ブレインストーミングやKJ法といった集団の中で威力を発揮する実践的な手法の習得にも力を入れています。その上で社会貢献活動として、淀川水系における点野地区の活性化(寝屋川市)、笑働OSAKAや槇尾こもれびの森活動(和泉市)、安威川ダムファンづくり会(茨木市)、FactorISM/ファクトリズム(門真市)といった大阪府ならではのまちづくり活動にも積極的に参加しています。
研究室に所属してからの期間はあっという間ですが、粘り強く頑張りましょう!
大阪公立大学工業高等専門学校
総合工学システム学科 プロダクトデザインコース / 都市環境コース
鯵坂誠之
活動事例の紹介(下記のA~Eをクリック!)
A:ALL / Architectural Planning (建築計画学:環境行動研究に関する活動事例)
B:Environmental Behavior (行動分析:数理データサイエンスに関する活動事例)
C:Psychological Counseling (心理分析:質的・意味解釈に関する活動事例)