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2018年1月12日
我々が挑んだJVRCとは
「ジャパンバーチャルロボティクスチャレンジ(JVRC)」の略称です。
公式サイトは、http://jvrc.orgです。詳細は、こちらをご覧ください。
2015年10月7~10日に千葉県の幕張メッセで開催されました。
「ジャパンバーチャルロボティクスチャレンジ(Japan Virtual Robotics Challenge)」(略称JVRC)は 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 主催で開催された災害対応ロボットのコンピュータシミュレーションによる競技会です。「環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト/ロボット分野の国際研究開発・実証事業/災害対応ロボット研究開発(アメリカ)」プロジェクトの一環として実施されました。
競技会では、同プロジェクトで開発中のロボットまたは独自のロボットのソフトウェアを参加者が開発し、災害現場での作業を想定したタスクにロボットシミュレータChoreonoidによるコンピュータシミュレーション上で取り組み、その性能を競い合いました。
今回の競技テーマはトンネル災害調査で、シミュレータ上のロボットに対して以下のようなタスクが用意されました。
- 車両内外にいる要救助者の有無確認、
- ボルト締結部や壁面のはく離などに対する打音検査、
- 壁面のひび割れなどの目視検査,
- 障害物の除去
実際の競技では、正確な目視を必要とするタスクをQRコードを探して読み取るなどの等価タスクが用意されました。
競技会には10チームが参加し、順位は以下の通りでした.
- 1位 270.6点 MID(株式会社MIDアカデミックプロモーションズ)
- 2位 177.9点 AIST-NEDO(産業技術総合研究所)
- 3位 157.5点 NEDO-JSK(東京大学)
- 4位 126.0点 TEAMNADO(大阪府立大学工業高等専門学校)
- 5位 94.4点 ODENS-B(大阪電気通信大学)
このうち,NEDOから支援を受けてDARPA Robotics Challenge(DRC)に参加したAIST-NEDOとNEDO-JSKは入賞の対象外という取り決めにより。順位が繰り上げとなり、結果として、本研究室の卒業研究生がメインメンバーであったチームも含んで、以下のチームが入賞しました。
- 1位 270.6点 MID(株式会社MIDアカデミックプロモーションズ)
- 2位 126.0点 TEAMNADO(大阪府立大学工業高等専門学校/山道到威、中谷敬子、土井智晴)
- 3位 94.4点 ODENS-B(大阪電気通信大学)
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JVRC2016受賞者(左2名が大阪電気通信大学ODENS-2チーム、右2名が本校TEAMNADO(山道、土井))